家具 暮らし

【賃貸DIY】貼ってはがせる壁紙で玄関をホテルライクに!raschとDRAW A LINE設置実例

当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています

こんにちは、ぱてゆきです。

引越しを機に、これで3回目の壁紙DIYになります。国産壁紙から輸入壁紙まで様々な素材を経験してきましたが、今回の結論から言うと、貼りやすさと仕上がりの美しさ、そして原状回復も問題なくできた実績のあるraschのフリース壁紙を今回も迷わずリピートしました。

今回のDIYの舞台は、家の第一印象を決める玄関と廊下です。ここは「家の顔」でありながら、マンションやアパートでは特に収納が少なく、一時的な荷物や鍵の置き場に困る場所でもあります。そこで、ただ壁紙を貼るだけでなく、DRAW A LINE(ドローアライン)吸音パネルという二つのアイテムを組み合わせることで、デザイン性と利便性を極限まで両立させた「魅せる壁」に挑戦してみました。

この記事はこんな方におすすめ

  • raschの実際の貼り心地や、3回目のDIYで気づいたコツを知りたい
  • 玄関・廊下を賃貸でも諦めず、高級感のある空間に変えたい
  • 賃貸で玄関に「一時置き場」おしゃれな棚を作る具体的な方法を探している
  • DRAW A LINE吸音パネルの組み合わせによるインテリア効果を見たい

経験者だからこそ気づいた、フリース壁紙の優位性や、複合的なDIYで得られた効果を、正直にレビューしていきます

Part 1: rasch壁紙で玄関・廊下を劇的チェンジ

1. 今回選んだrasch壁紙と選定理由

過去の記事でもお伝えしましたが、私がraschを信頼している理由は、その素材施工方法にあります。

raschのフリース(不織布)壁紙は、紙タイプと比べて水による伸縮がほとんどありません。そのためのりを塗っても壁紙が伸び縮みしないため、隣り合う壁紙の継ぎ目がズレにくくかなり貼りやすくなります。その上、のりを壁紙側ではなく壁に直接塗れるため、大きな壁紙を広げるスペースも不要で、作業がスムーズに進みます。

今回は、玄関・廊下という「家の顔」になる場所なので、少し重厚感がありつつも圧迫感を与えず、明るさを保てる柄を慎重に選びました。フリース壁紙ならではの立体感のある美しさが、玄関の高級感を一気に高めてくれると思います。

    • 使用壁紙: rasch(ラッシュ)の輸入壁紙 [ライトニンググレー 429237]
    • 特徴: コンクリート調の明るいライトグレー

2. 施工の様子と2回目ならではのコツ

今回も前回同様、輸入壁紙用ののりを使いました。道具については、前回購入したこちらのセットを利用しました。

ローラーとのりだけ新しく購入しました。

今回のDIYで特に実感したのが、廊下という幅が狭く縦に長いエリアにおける53cm幅のraschの優位性です。国産壁紙の92cm幅だと、狭い廊下で広げたり持ち上げたりするのが重くて大変ですが、raschは幅が短い分、重さで落ちてくる心配がなく、一人での作業が圧倒的に楽になりました。作業のしやすさはそのまま仕上がりの綺麗さに直結します。

フリース壁紙の施工は紙タイプに比べて柔らかいため、ずらしたり微調整がとてもやりやすいのも特筆すべき点です。コンセントやスイッチ周りのカッティングも、焦らず慎重に進められました。
廊下に広げるとこんな感じで横幅53cmじゃなければ足の踏み場がなくなっていたので、広げやすさもとてもメリットに感じました。

3. Before & After:ホテルライクな玄関の完成

まずは before の状態はこちらです。ごく一般的な賃貸の壁紙(白いビニールクロス)でした。

 

そして完成形がこちら!

やりすぎないいい感じでお洒落に仕上がったと思います。玄関から廊下が明るく奥行きを感じるホテルライクな空間に変わり、家に帰るのが楽しみになりました!


Part 2: DRAW A LINEと吸音パネルで「魅せる壁」をデザイン

4. DRAW A LINE(ドローアライン)とは? 賃貸の壁を活かす魔法のツール

今回のDIYで壁紙と並ぶ主役となるのが、DRAW A LINE(ドローアライン)です。賃貸で諦めがちな「壁を使った収納」や「おしゃれな空間演出」を叶えてくれる、まさに魔法のような万能アイテムです。

 

DRAW A LINEの基本

DRAW A LINEは、老舗メーカー平安伸銅工業とクリエイティブユニットTENTのコラボブランドです。「突っ張り棒を、一本の線として捉え、クリエイティブな空間をつくる」というコンセプトで作られています。
仕組み:既存の突っ張り棒の技術を応用しているため、壁や天井に穴を開けずに設置可能です。もちろん、退去時の原状回復は不要です。
デザイン:工具のような無骨さではなく、マットな質感と洗練されたデザインが特徴で、突っ張り棒であることを感じさせません。
拡張性:シェルフ、フック、トレイ、さらには照明といった専用パーツが豊富にあり、用途に応じてカスタマイズできるのが最大の魅力です。

このアイテムのおかげで、壁紙を貼った後に「何を飾ろう?」「どうやって収納を増やそう?」という悩みが一気に解決しました。

実は前の家でも使っていて、香水コーナーとグリーンを吊るして見せる収納にしていました。

今回のDIYでドローアラインの導入を決めた理由は、玄関に「アロマ置き場」を作りたかったからです。
玄関は家の顔なので、良い香りにしたいですよね。ですが、賃貸の備え付けの下駄箱やカウンターはスペースが限られていて、アロマを置くと生活感が出てしまう...。そこで、壁を傷つけずに設置できるドローアラインを使用しました。

▽実際に設置してみるとこんな感じ
収納スペースとしても便利になりましたが、それ以上にグレーの壁紙にマットブラックな色味が加わって空間がスタイリッシュに変わりました。

5. ドローアラインと相性抜群!デザイン吸音パネルの固定方法

ドローアラインのマットブラックのラインと、新しく貼ったrasch壁紙のコントラストを際立たせるアクセントとして導入したのが、この吸音パネルです。

吸音パネルと言うと、防音材としてのイメージが強いですが、最近は非常にデザイン性が高く、立体的でモダンなウォールデコレーションとして使える製品が増えています。今回は、ドローアラインの黒の質感と相性の良い[ナチュラル]のカラーを選びました。

      • 導入アイテム: Hopeholicの吸音パネル/ カラー:ナチュラル
      • 設置場所: ドローアラインを設置する壁面の背景、またはその対面の壁の一部。
      • デザイン効果: 吸音パネルの木目が、シンプルなDRAW A LINEのラインとrasch壁紙の高級感ある柄に、モダンで引き締まった奥行きを与えてくれます。機能性(音の反響を抑える効果)はおまけ程度ですが、見た目のレベルアップ効果は絶大です!

 賃貸でも安心!壁紙を傷つけない固定方法

吸音パネルは、裏面に両面テープを貼り付けて固定しました。賃貸物件では、壁紙に両面テープを貼ることに抵抗がある方も多いと思いますが、ご安心ください。

今回、フリース素材のrasch壁紙の丈夫さが、このDIYを可能にしています。剥がすときに紙のように破れる心配は少ないため、パネルを貼る土台として非常に優れています。

原状回復へのアドバイス

大前提として、使用する両面テープは「貼ってはがせるタイプ」、または「弱粘着タイプ」を選びましょう。

さらに安全性を高めたい方は、両面テープを貼る前に、吸音パネルの設置面に「マスキングテープ」を貼っておくのがおすすめです。両面テープの粘着が直接壁紙に触れないため、より安心して原状回復できます。私もこの方法を併用しているので、万が一の場合でも安心だと思ってます。

▽最終的な完成系はこちら

グレーの壁紙に木目×アイアンが映える玄関になりました。

もう少しグリーンを足したりフックを用意して帽子をかけたり、

これからドローアラインをカスタマイズしてさらに便利にしていこうと思います!


総括:DIYを重ねたからこその結論

6. rasch壁紙の評価(3回目)

これで3種類の壁紙を貼ってみて、私の中での結論は変わりませんでした。

結論


貼りやすさ仕上がりの満足度、そして原状回復のしやすさにおいて、raschのフリース壁紙がやはり最強です。

別の記事でもご紹介していますが、rasch壁紙は1年貼っていてものり残りやベタつきもなく綺麗に剥がすことができ、原状回復は全く問題ありませんでした。賃貸だからと諦めていた方も、安心して壁紙DIYにチャレンジしてみてください。

7. まとめ:デザインと実用性の両立DIY

今回の「rasch壁紙 + DRAW A LINE + 吸音パネル」の組み合わせは、「アロマを置きたい」「一時的なものを置きたい」という日常の小さな悩みを、「ホテルライクなおしゃれな空間づくり」という形で、一気にハイレベルに解決してくれました。

壁紙をベースに、ドローアラインで収納、吸音パネルでアクセントという複合的なDIYを行うことで、単なる「模様替え」ではない、機能的でデザイン性の高い空間が実現します。

賃貸でも諦めずに、ぜひ様々なアイテムを組み合わせて、ご自身の理想の空間を実現してみてくださいね。


\\前回の壁紙DIYはこちらから//

【賃貸DIY】貼ってはがせる壁紙はどれを選ぶべき?種類と初心者向け「実際貼ってみた」結果

こんにちは、ぱてゆきです。 雑誌やSNSで見かけるおしゃれな部屋に憧れるけど、賃貸だからって諦めていませんか? 最近は賃貸でもおしゃれな壁紙の部屋が増えましたが、まだまだ選択肢は少ないのが現実ですよね ...

続きを見る

【原状回復OK】貼るのも剥がすのも簡単!rasch(ラッシュ)のフリース壁紙をDIYレビュー

こんにちは、ぱてゆきです。 引越しを機に貼ってはがせる壁紙を貼ってみたので、結果をレビューしていきます。 使用したのは、rasch (ラッシュ)の輸入壁紙 407358   使用した道具につ ...

続きを見る

-家具, 暮らし