部屋の中をそれなりに整えているつもりなのに、
なぜか最後までしっくりこない。
家具や照明、家電は気に入ったものを選んでいる。
色やサイズ感も揃えているし、特別散らかっているわけでもない。
それなのに、写真を撮ると違和感が残る。
実際に過ごしていても、どこか落ち着かない。
原因を辿っていくと、
いつも視界の端に入っていたのが「ゴミ箱」でした。

生活感はゼロにできない。
それは分かっているつもりでした。
でも、どうしてもゴミ箱の存在感だけが大きい。
おしゃれな家具や家電で揃えても、
最後にゴミ箱を見ると、空気が少し崩れる。
主役じゃないはずなのに、やたら目に入る。
「ここだけ、ずっと妥協してきたな」と思いました。
ゴミ箱は、想像以上に“見られている”

ゴミ箱は毎日必ず使います。
キッチンに立つときも、リビングで過ごすときも、
意識していなくても何度も視界に入っている。
だからこそ、その存在感が与える影響は思っている以上に大きい。
部屋全体が整って見えるかどうかは、
意外とこういう“脇役”に左右されているのかもしれません。
「生活感を完全になくしたいわけじゃない」
「でも、視界に入る量は減らしたい」
そう考えたとき、
ゴミ箱をちゃんと選ぶ必要があることに、ようやく気づきました。
条件は、驚くほどシンプルだった
求めていたのは、多機能でも個性的なデザインでもありません。
- 主張しないこと
- フタが閉まっていること
- 部屋の雰囲気を壊さないこと
ただそれだけでした。
その条件に一番しっくりきたのが、Zita squareです。
正直に言うと、最初は少し迷いました。
ゴミ箱にしては価格も安くはないし、
「ここまでこだわる必要あるかな」と思ったのも事実です。
でも、実際に置いてみて気づいたのは、
ゴミ箱を“目立たせない”という選択肢があることでした。
置いた瞬間、空気が変わった

Zita squareを置いたのは、
キッチンとリビングの境目あたり。
一番よく視界に入る場所です。
それなのに、
置いた直後からほとんど気にならない。
形がシンプルで、色も主張しない。
フタが閉まっているだけで、
「そこにある感」が一気に薄れます。
何かが増えたはずなのに、
なぜか部屋が静かになった。
そんな不思議な感覚がありました。
使っていて感じる、いちばんの価値

自動開閉や密閉性といった機能も、もちろん便利です。
でも、使い続けて一番価値を感じているのは、
気にならない存在でい続けてくれることでした。
ゴミを捨てる動作が雑にならない。
フタが閉まっていることで、
ニオイも視界も意識から外れる。
「ゴミ箱がある」ことを、
考えなくてよくなった。
それだけで、
キッチンやリビングの居心地が確実に変わりました。
忙しい時期でも、空間が崩れなかった理由
正直、忙しい時期はあります。
掃除が後回しになる日もあるし、
部屋が完璧に整っているわけではありません。
それでも、
「荒れている感じ」にならなかった。
その理由のひとつが、
視界に入る生活感を減らせていたことだと思います。
Zita squareは、
生活を良くしようと頑張らなくても、
最低限の“整った空気”を保ってくれました。
気になる点も、正直に
もちろん、気になる点がゼロではありません。
サイズ感はそれなりにあるので、
置ける場所は選びます。
価格も、ゴミ箱としては高めです。
ただ、それ以上に
「毎日目にするものの違和感が消える」
という効果は大きかった。
長く使う前提なら、
納得できる選択だったと思っています。
まとめ|生活感をひとつ減らしただけ

ゴミ箱を変えただけで、
生活が劇的に変わったわけではありません。
でも、
視界に入る生活感をひとつ減らしただけで、
部屋の空気は確実に静かになりました。
整った暮らしを目指すというより、
崩れきらない暮らしを支えてくれる存在。
Zita squareは、
そんな役割を静かに叶えてくれました。
最近は、
「ちゃんと暮らしたい」と思えるかどうかが、
生活の調子を左右する気がしています。
見た目は変わらないのに
確実に生活が楽になったものが、他にもあったので興味があれば覗いてみてください
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